M&Aを選択するメリットとそのサービス提供方法について
M&Aを選択するメリットとは?
M&Aを選択するメリットはさまざまあります。そのなかでも、譲渡企業側(売主)の立場で見たときの代表的な5つを紹介いたします。
1.経営基盤の確立
2020年には、新型コロナウイルスの感染拡大は多くの企業に多大な影響を与えました。過去には、金融危機や大震災等の予測できない外部環境の変化により事業環境が大きく変化しました。会社経営が安泰であっても、その状態がいつまでも続くわけではない、いつどうなるのか分からない、という未曾有の事態が続いています。M&Aにより、財務基盤の安定した優良企業と資本提携を行うことで、経営基盤の安定を図り、不測の事態に備えることができます。
2.採用の強化・経営人材の確保
派遣法改正や少子高齢化の進展など、人材や雇用をめぐる環境変化もあり、企業にとって労働人口の減少は深刻な問題となっています。各企業において採用力の強化が課題となる中で、優良企業と資本提携を行うことで安定的に人材を確保することが可能になります。資本提携後にはグループ会社間の人材交流や研修制度の充実が図られることも魅力的です。
3.後継者問題の解決
高齢化社会が到来すると推計されています。企業の経営者にも高齢化の波が押し寄せています。国内の中堅中小企業において、後継者問題に直面する機会が増加しています。優良企業と資本提携を行うことで、譲受企業の有力な経営人材を登用することができ、後継者対策を行うことができます。
4.借入金の連帯保証の解除
M&Aが実現すれば経営権が移動します。原則として、経営権の移動と共にオーナー様は金融機関に負っている借入金の個人保証から解放されます。会社の資金繰りに費やしてきた時間や苦労から解放されることになります。経営責任や精神的なプレッシャーからの解放されることも大きなメリットとなります。
5.創業者利益の獲得
創業者は事業を売却することで、引退後の生活資金を得ることができます。売却金額が大きい程、多くの報酬を得ることができます。
M&Aのサービス提供方法
M&Aコンサルタントがサービスを提供する場合には、「仲介方式」 と「アドバイザリー形式(FA)」の2つの方法があります。
■仲介方式
M&A仲介会社が売り手と買い手の双方に関与し、両者の取引を成立させるための橋渡し役を担います。仲介会社は中立の立場で取引を進めます。一般的には、中小企業のM&Aの場合には、仲介方式で行う例が多いです。
■アドバイザリー方式(FA)
M&Aのアドバイザーが売り手または買い手の一方に専属で付き、顧客の利益を最大化するために助言やサポートを提供します。
当社では、M&Aに精通した経験豊富なコンサルタントが在籍しております。 是非、コンサルタントとの無料相談をご活用ください。
ご相談いただいた内容は、秘密保持を厳守しご対応いたします。
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